プログラミング基礎

RFCとは:
インターネットに関する技術の標準を定める団体であるIETFが正式に発行する文書。などインターネットで利用されるプロトコルや、インターネットに関わる色々な技術の仕様・要件を、通し番号をつけて公開している。

TTLとは:
"Time To Live"の略。パケットの有効期間を表す値で、最大255までの整数値で表される。ルータなどを1回経由されるたびに値が1減少する。TTLが0になったパケットはその時点で廃棄され、廃棄通知がパケットの送信元に届くようになっている。これが、電子メールを相手に送っても届かないことがある理由。

DNSとは:
"Domain Name Server"の略。インターネット上でのコンピュータの名前にあたるドメイン名を、住所にあたるIPアドレスと(4つの数字の列)に変換するコンピュータのこと。自分のIPアドレスを調べたいときには・・・・スタートアップメニュー→アクセサリ→コマンドプロント→"ipconfig/all"と入力し、Enterキーを押す。(物理アドレスIPv4/IPv6デフォルトゲートウェイDNSサーバ なども同時に表示される。)同じくコマンドプロントで、 "tracert |ウェブサイトアドレスを入力|" でEnterを押すと、指定したページにたどり着くまでに辿ったルートが表示される。

DHCPとは:
"Dynamic Host Configuration Protocol"の略。インターネットなどのネットワークに一時的に接続するコンピュータに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコルのこと。このプロトコルが出来る以前は、人がIPアドレスを管理していたが、その膨大な量のIPアドレスを管理することが大変難しく、困ったために自動で機械がIPアドレスを割り当てられるこのプロトコルが生まれた。このDHCPが、ローカルで動いているPCにIPアドレスを振り分けられるのはなぜかというと、それはPCメーカーが一台ごとに必ず付けている「物理アドレス」が存在するから。=ルーターは、ローカルIPアドレスグローバルIPアドレスの両方を持っている。
この物理アドレスが一台一台違うため、ひとつのルーターを介して複数のPCがネットに接続しても一台一台ごとにインターネット接続ができる。

OSIとは:
"Open Systems Interconnection"の略。異なる機種の間でデータ通信を実現するためのネットワーク構造の設計方針を定めた規格。国際標準化機構により制定された標準規格。コンピュータが持つべき通信機能を7階層に分割している。7階層がよくわかるWikipediaのページに飛ぶこのOSIの中にあるTCPUDPについての特徴メモ↓

TCP:画像などの少しでもデータが欠けたり順番が変わると支障が出るデータ送信に使われるプロトコル。データの再取得を要求するなど精度が高い。
UDP:動画・音楽などのデータ送信に使われるプロトコル。データの再送以来をしないため、速度が速い。


HTTPとは:
"Hypertext Transfer Protocol"の略。TCPUDPなどを経て、ブラウザとサーバの間でHTMLやウェブ文書などを送受信する為のプロトコル

Smtpdとは:
",Simple Mail Transfer Protocol Daemon"の略。電子メールを送信するプロトコル。常に動いていて、この"Smtpd"と"pop"(Post Office Protocol)が両方動くことで世界中のメールの送受信が成立している。"pop"はサーバーからのメールを受信して保持しておく役割を果たしている。Smtpは通信手段の取り決めをするプログラムであり、このSmtpで決めたことを実行するのが"Smtpd"。


インターネットは、インターネット・プロトコル技術を利用して相互接続によるコンピュータネットワークに、たくさんのプログラムが動いて成立しているものだということを講義で実感しました。